佐伯チズさんの飾に関するコラムサンクスデイズ・スタイルでは、さまざまなジャンルの達人たちが団塊世代の毎日をさらに輝かせるヒントをコラム形式でご紹介します。

佐伯チズ・飾コラム|サンクスデイズ・プラチナ

永遠の感謝を、プラチナに刻んで

Thanks Days Style:佐伯チズ 美肌師

肌はもちろん、内面から輝き続ける夫婦であるために、何をすべきか。心、食、肌の3方向からアプローチします。

第2回 美しい肌を作る食のススメ

美肌師・佐伯チズさんは、身体の中が潤い、満たされていることが美につながると考えています。そのために欠かせないのは「食」。いつまでも健康な体と美しい肌を作る食とその考え方を紹介します。

食べることをおろそかにすると、肌に現れる
美と食の関係について、教えてください。

まず、いつまでも若さを保つために欠かせないのは五感を刺激し、磨くことです。食べるのは、調理から始まります。ぐつぐつ煮る音、魚や肉の焼ける香り、うつわの素材や絵柄、盛り付けたときの雰囲気など五感を刺激する要素がたっぷり入っています。栄養素を吸収するだけではなく、さまざまな要素が絡み合って、人間を刺激し、感性をフレッシュに保つ手助けをしてくれます。
また、美しいものを見たり、四季を感じたりすると、心が安らぎます。例えば、秋にさんまの塩焼きの横にもみじが添えてあると、秋を感じて「ステキだわ!」と心が高揚しますよね。こういう高揚感は大切ですし、その美しさ、工夫は世界に誇れる日本の文化でもあります。こういう雰囲気の中で毎日を過ごしていると、心が満たされて内側から輝くように美しくなっていくのですね。見て、聞いて、触って、嗅いで、味わって…五感を意識して毎回の食事に気をつけていれば、美容や健康への効果は確実に変わってきます。
とはいえ、忙しい現代人。余裕がない人は、季節のフルーツや野菜を食べるようにしてください。旬の食材には自然からの力をたくさん持っていますし、ビタミンなど肌に欠かせない美容のための栄養を補給できます。

おすすめは作り方がカンタンな「美肌スペシャルスープ」
佐伯さんは料理が得意と伺いましたが、料理上手になる秘訣は何ですか? そして若さと美のためにおすすめの料理レシピを教えてください。

主な材料は手羽先、白ねぎ、セロリ、生姜。
セロリの葉とねぎは手羽の臭みを消す効果大。
手羽先はぬめりをよく洗った後、
エキスが出るまで煮込む。



アクや脂を取り除きながら煮込んだスープは
澄んだ味わいが特徴。塩や薬味で味付けして
食べる。冷凍すれば保存も利くので
作り置きしておくと便利。

我が家に遊びに来たお客さんにササッと何かを作って出すと、味の前にその速さに驚かれることがよくあります。私の料理がとにかく手早いのは、まだ夫が生きていた頃、仕事が終わって自宅に帰り、夫と食事をしていくうちに、短い時間で料理を作るコツを自然に学んでいったからです。私は夫が大好きだったので、とにかくおいしいものを作って、一緒に食べたいと思っていました。でも、作っている時間が長くては夫と話す時間が少なくなってしまうので、どんどん速く料理ができるようになっていったんですね。それと同時に、煮物などの保存がきく料理のレパートリーも増えていきました。
熟年世代の女性の中には、「料理が下手で」とおっしゃる方が少なくありません。下手と思い込み、苦手意識で作らないとしたら、これはとても残念なことです。それは、料理に上手も下手もないからです。だって、野菜を茹でてマヨネーズをかけるだけでも料理ですし、魚を焼いて醤油をかけるだけでもおいしく食べられます。上手、下手にとらわれることなく、作ることが大切なのです。
そこで、カンタンにできる「美肌スペシャルスープ」を紹介します。材料は鶏の手羽先、セロリ、白ねぎ、しょうが、大葉、黒コショウ、カレー粉だけ。作り方は手羽先と、ざく切りにしたセロリ、白ねぎ、しょうがをいれて煮込むだけ。30分くらい煮込み、鶏のエキスが出たら、隠し味にカレー粉を入れて、食べる直前に塩を振り、コショウを加えて完成です。

デートや同窓会の前に食べるものは、根菜とスープ
美肌スペシャルスープの美容効果を教えてください。そのほかに、美と若さのために食べるべきものを教えてください。

「美肌スペシャルスープ」は肌に欠かせないコラーゲンがたっぷり含まれています。肌のハリをよみがえらせ、ツヤを与えてくれる効果が高いですね。しょうがと白ねぎ、コショウは新陳代謝を高め、くすみやむくみを改善してくれます。このスープを冷やすと、ゼリーのようにプルプルと固形状になりますので、ゼラチン質、コラーゲンの量がわかります。これを時間があるときに、たっぷり作って、冷凍して保存しておけばいつでも使えて便利。スープだけで飲んでもおいしいですが、季節の野菜などを入れて食べてもいいでしょう。スキンケアと合わせて美容に取り入れてみてください。
熟年世代になると、何十年かぶりの「同窓会で初恋の人に会う」「夫婦でパーティに出かける」など若く美しく健康に見せたいシーンが増えてきます。そのときに「美肌スペシャルスープ」にプラスして食べたいのは根菜。大根、ごぼう、にんじん、レンコンなどの根菜には不溶性の食物繊維が多く含まれ、腸の調子を調えてくれます。するとむくみや不調が解消され、ばら色の頬になってきますので、味噌汁などにしてぜひ食べてください。

食べるダイエットは自信につながり、自分を輝かせる
ベスト体重を常にキープし、いつも健康な佐伯さん。熟年世代にお勧めのダイエットの秘訣を教えてください。

ダイエット=食べない が最適だと思っている人はまだいますが、私は絶対反対です。食事を抜くと、血色が悪くなりシワやたるみも目立つようになりますし、体に必要な栄養素が不足し、げっそりした印象になります。こういう体になってしまうと、いくらスキンケアをしても、中身がスカスカ…それでは真の美肌を手に入れることはできません。食べてこそ、健康的に適正な体重に自然になっていくのです。そのためにもやはり食べ物はとても大切。
ダイエットの方法はその人それぞれだと思いますが、肉、魚、豆、野菜、海草、卵などの食材をバランスよく食べ、炭水化物を控えて、適度に運動をするに勝る方法はないと感じます。こういう生活を送っていると、自然に体型が変わっていき、それとともにファッションが変わり、自信がつき、肌もきれいになっていきます。きれいになるためには、まずは内側からなのです。いつはじめても遅いということはありません。毎日の食生活を工夫するという姿勢が、重要なのです。

水を飲むことで、“きれい”を手に入れる
食事でキレイになりたいときに、ほかに気をつけることはありますか。

それは水を飲むことです。私は朝から晩までとにかく水を飲んでいます。1日2リットルくらいでしょうか。美肌つくりにおいて、水分は不可欠です。内面から水分補給をしてくれるとともに、体内の塩分や毒素を外に出してくれます。このことで、くすみやむくみを改善できるんですね。冷たい水をたくさん飲むのは苦手、冷えが気になるという人は、常温の水をこまめに口にするように心がけてください。家事、仕事、スキンケアの合間に飲んでいると1日2リットルなんてすぐに飲めてしまいます。
水でも食べ物でも、体内に取り入れるものできれいな肌は作られます。そのことを意識して生活すれば、誰でもきれいになれるチャンスを手に入れることが出来るのです!

美肌へのスキンケア

美のために必要なメンタル、食のエッセンスを伺ったら、最後はスキンケア。男性、女性問わず、カンタンにできる美容のメソッドを紹介します。内面のベースを調えて、輝く肌のための総仕上げをしてください!

佐伯 チズ Profile

美肌師。外資系化粧品会社を定年退職後、エステティックサロン「サロン ドール マ・ボーテ」を開業。その後「佐伯式美肌塾チャモロジースクール」を開校。著書も多数あり、これまで出版した書籍は累計400万部を突破。世の多くの女性に“きれい”の魅力を伝道するために、執筆活動、雑誌、講演やテレビ出演などさまざまな場で活躍をしている上に、現在でも現役エステティシャンとして女性の肌をお手入れ中。

勝谷誠彦|旅コラム|サンクスデイズ・スタイル:ページトップへ