佐伯チズさんの飾に関するコラムサンクスデイズ・スタイルでは、さまざまなジャンルの達人たちが団塊世代の毎日をさらに輝かせるヒントをコラム形式でご紹介します。

佐伯チズ・飾コラム|サンクスデイズ・プラチナ

永遠の感謝を、プラチナに刻んで

Thanks Days Style:佐伯チズ 美肌師

肌はもちろん、内面から輝き続ける夫婦であるために、何をすべきか。心、食、肌の3方向からアプローチします。

第1回 魅力的に輝き続ける人の条件

スキンケアはもちろん、食べもの、考え方など多くの女性から絶大な支持を得ている佐伯チズさん。年齢を重ねるにつれて、その美しさは輝きを増しています。そんな佐伯チズさんに、魅力的に輝き続ける大人になるための条件を伺いました。

内側からの輝きは、顔にも出ていく
あらゆる世代の美肌つくりに応える本「美肌革命」の出版から5年近く経っていますが、今の佐伯さんの肌のほうが美しい感じがするのですが…。

よく、みなさんに言っていただきます(笑)。私に限らず、年齢を感じさせない人というのは、内側から輝いています。それは、自分自身が輝き続けようと努力しているからです。スキンケアはもちろん大切ですが、食、思考方法などそれ以外の要素も影響してきます。輝いている人になるために、今すぐにできる方法は、見落としがちな末端を磨くことです。

指先、髪の毛など、あまり見られないと思い込んでいるパーツにこそ、人は注目するんですよ。ヘアスタイルはヘアサロンにこまめに行ったり、まとめたりしてスッキリ見せればいいと思います。そして、肝心なのは手元。ご自身を振り返ってみると、無意識に相手の手元を見ていると思いませんか? 指先はよく動くので視線がいくパーツなんですね。ですから、いつも清潔感を保っていたいものです。ハンドクリームをこまめに塗り、つめを切ったり磨いたりして「艶」を出しているように心がけてください。女性は透明やピンク色のマニキュアを塗ると美しいですね。男性もつめを短く切り、少し磨いてみるといいかもしれません。指先を美しく整え、さっぱりしたら、次は心を磨いてください。

まず、自分が楽しくなり、周りの人を楽しくする
内面を磨くために、何をすればいいのでしょうか。

知識を仕入れたり、美しいものを見たりする前に、輝く人になるために大切なことは、まず自分自身が楽しくなることです。そのことで、周りにいる人の全てが幸せになると思いますよ。人は他人から「大切にしてもらいたい」と思いがちですが、「大切にしたい」と思うことです。「欲しい、欲しい」という人より、「あげたい、あげたい」と思っている人のほうが何故か輝いています。この「あげたい」と思うことはとても大切。だって、何かをもらえば人は嬉しいと思うし、人に嬉しいと思ってもらえば自分自身も楽しくなります。夫婦で長く同じ時間を過ごしていると、「いまさら恥ずかしい」なんて、プレゼントのひとつもあげないなんて人もいますが、思い切って何かをプレゼントしてはいかがでしょう。
そのとき、大切なのは、手入れをすれば永遠に使える、いつまでも輝きを失わないステキな記念になるものをプレゼントすることです。

亡くなった夫と交わしたプレゼントの思い出
佐伯さんご自身の心に残るプレゼントは何ですか?

夫を20年近く前に亡くしているのですが、30年以上前におそろいで買った時計ですね。フランス製で普遍的でステキなデザインです。当時は“清水の舞台”どころか、東京タワーから飛び降りるつもりで買いました(笑)。夫が生きているときはもちろん、今でもベルトを付け替えて使っています。夫には時計に限らず、ライターなど身につけるものはすばらしいものをプレゼントしていました。ですから、時間が経った今でも色あせず思い出とともに残り続けます。私はシンプルなものに心惹かれるので、スッキリしたデザインの上質な品物を、一生懸命お金を貯めて買っていましたね。また、そういう小物は身につけているだけで、持ち主を輝かせてくれるような気がします。見ていると愛着が湧き、気持ちが豊かになるんですね。そういう品物を夫婦で贈り合うことは、ステキなことです。

男性は女性によって磨かれる…妻が夫を輝かせる
街で熟年世代のカップルを見かけると、女性のほうが若々しい人が多いと感じます。年齢を重ねてもなおステキな男性でいるためにはどうすればいいのでしょうか。

そうですね、好奇心が旺盛で、読書や音楽、映画などに親しみ、趣味などの生きがいを見つけている女性が目立ちます。男性は何十年も仕事に夢中だったという人が少なくありません。熟年世代の男性は、趣味が少ないどころか、衣食住全てを妻に任せている人も多いと感じます。つまり、妻が夫のファッションだけでなく、健康のカギを握っている場合が多いんですね。ステキな人であり続けるには、健康が大切です。そのためには居心地がよく清潔な住空間、バランスの取れた食事が不可欠。夫を輝かせるには、掃除をして、食事を作る…普通にしていれば十分だと思います。それに加えて、夫とステキなレストランに食事に行ったり、ドライブしたり、ふたりで楽しめる何かを見つけたら、お互い若々しくいられると思いますよ。インテリアを模様替えしたり、季節に合わせた食器で食事を楽しむだけでも、いい刺激になります。

人がいいと思うものを、見て楽しむ
熟年世代の夫婦が、二人で楽しむための心構えを教えてください。

「●●をしよう」など気構えないほうがいいんです。人が「楽しかったよ」と話していることで、自分が興味を持ったものを積極的に体験すると、楽しい経験ができると思います。例えば、何かの舞台、美術展、小説、音楽、レストラン、スイーツなど人を感動させるものには「輝き」があります。この「輝き」に触れると、人に話さずにはいられなくなり、それは情報として広がっていくのです。みんながいいというものは、素晴らしいものが多いと感じます。人生は短く、人間に与えられた時間は限られています。多くの人が評価しているものは、まだまだいっぱいあります。それを体験して感性を磨き続けることは、若く輝く人でい続けるために必要なことだと感じます。

佐伯流 美肌の食事

美は食事からと考える佐伯さん。美肌を作るおいしいレシピの著作も多数あります。そこで、次回は美と食事の関係を語っていただきつつ、カンタンにできるおいしいレシピを紹介します。佐伯さんのお話をヒントに、夫婦で若々しく美しい肌に変身!

佐伯 チズ Profile

美肌師。外資系化粧品会社を定年退職後、エステティックサロン「サロン ドール マ・ボーテ」を開業。その後「佐伯式美肌塾チャモロジースクール」を開校。著書も多数あり、これまで出版した書籍は累計400万部を突破。世の多くの女性に“きれい”の魅力を伝道するために、執筆活動、雑誌、講演やテレビ出演などさまざまな場で活躍をしている上に、現在でも現役エステティシャンとして女性の肌をお手入れ中。

勝谷誠彦|旅コラム|サンクスデイズ・スタイル:ページトップへ